そもそもパーソナルカラーとは何ぞや

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ふと鏡の中の自分の姿が目に入ったとき・・・

あ、今日のワタシ(オレ)なんかイケてない(泣)
  あなたは苦手なカラーを身に付けていたのかもしれません。

あっ、今日のワタシ(オレ)なんかイケてる(嬉)
  あなたはパーソナルカラー(似合う色)を身に付けていたのかもしれません。

  • そもそもパーソナルカラーとは何なのか?
    パーソナルカラー診断の資格を取得し、まだまだ勉強中のsachiです。
  • 自分の勉強ノートを作成するつもりで、パーソナルカラーについて記していきます。
    今までパーソナルカラーになじみのなかった方にもお伝えできるよう書いてみます。
    よろしければどうぞお付き合いくださいね。
  • <お願い>掲載している画像の色合いは画面・モニターによって変わります。あくまでイメージとしてご覧くださいね。
目次

パーソナルカラーとは

パーソナルカラーとは、
一言でいうなら、あなたに似合う色です。

人がそれぞれ生まれ持った肌や、髪、目や唇などの色合いに調和する色で、その人の本来持っている魅力を引き立ててくれる色のグループ。

お顔がリフトアップして小顔に見えたり、シワ、シミなどお肌の気になるトラブルを目立ちにくくしてくれたりと、私のようなシニア世代に嬉しい効果も期待できます。

パーソナルカラーを身に付けたからといって、実際に顔が小さくなったりシミやシワが消えるわけではありません。
(当然といえば当然ですが・・・)
あくまでも目立ちにくくなるということです。

なんだぁ、ただの目の錯覚か、と思われるかもしれませんが、だからこそ取り入れるのが簡単なのです。

美肌効果を期待してサプリメントや化粧品を使い続けるといった方法とは違って、身に付けるものにご自身のパーソナルカラーを選んでみるだけ・・・。
手軽に取り入れられるのが、パーソナルカラーの魅力だと思っています。

あなたをより引き立ててくれる色を身にまとってみませんか?

その人のパーソナルカラーはどんな特徴の色のグループなのか、、、それを分析することがパーソナルカラー診断
診断する人は、パーソナルカラー診断士、パーソナルカラーアナリストなどと呼ばれます。
(→ 私はこちら目指して勉強しているところです)

赤は似合って青は似合わない、ということでなく、
赤の中でもどんな赤が似合うのかを見つけるということが、パーソナルカラーの一つの大事な考え方です。

ピンクのテストドレープ

パーソナルカラーはドレープと呼ばれる色布を胸元に当て、お顔映りを見比べることで診断していきます。
※ 画像は、上からAutumn(秋)、Spring(春)、Winter(冬)、Summer(夏)

sachiのつぶやき

50代女子sachiは叫びたい~
パーソナルカラーは万人にお勧めですが、シニア世代にこそ特にお勧めしたい!
パーソナルカラーは、若々しく(若作りではなく)見せてくれるお守りカラーです

イエローベースとブルーベース

パーソナルカラーの考え方として、まずはを大きく2つのグループに大別します。
イエベブルベという言葉を聞いたことがある方も多いかもしれませんね。

イエローベース(略してイエベ)

イエローアンダートーンとも言います
黄色味を含んで、暖かく感じる色です

ブルーベース(略してブルベ) 

ブルーアンダートーンとも言います
青みを含んで、冷たく(涼やかに)感じる色です

フォーシーズンパーソナルカラー(春・夏・秋・冬)

イエローベースとブルーベースを、さらにそれぞれ2つずつのグループに分けます。
これが基本となる4シーズンパーソナルカラーです。

イエローベース

Spring → 春のお花畑のような明るくフレッシュな色合い
Autumn → 実りの秋のような深みのあるリッチな色合い

ブルーベース

Summer → 初夏の紫陽花のような優しく涼し気な色合い
Winter → 真冬の雪に映える鮮やかでシャープな色合い

4シーズン カラーパレット

Spring

Summer

Autumn

Winter

4シーズンすべての色が似合うという人は、まずいません。
その人ごとに、特に似合う色のグループが1~2つあり、それを見極めるのがパーソナルカラー診断の基本です。

ここ数年、イエベ春、イエベ秋、ブルベ夏、ブルベ冬、という言葉がよく使われています。
※イエベ夏、イエベ冬、ブルベ春、ブルベ秋というものは基本的には存在しないことになります。

sachiメモ

パーソナルカラーシステムはアメリカ生まれ。
1980年代半ばに日本に伝わり、徐々に普及・・・、昨今では一般的にも広く知られるようになりました。
4シーズン分類を基本としながら、さらに細分化した8タイプ、12タイプ、15タイプ、16タイプ等、様々な流派も生まれています。
それに伴い、一番似合うカラーグループ(ファーストシーズン)だけでなく、二番目に似合うセカンドシーズンまで診断しましょうという動きになっています。

こんな効果も・・・

パーソナルカラーは身に付ける衣類やメイクカラー等に取り入れると効果抜群です。
でもそれだけではなく、インテリアに取り入れるという方法もあります。
(似合う色が好きな色と違ってしまった場合は厳しいかもしれませんが)

私事ですが、以前にJoySoundのうたスキというサービスでカラオケ動画を撮っていまして、、、。
カラオケ屋さん(ま〇〇ねこ)に、オレンジ色が基調の部屋とピンク色が基調の部屋がありました。

私の場合、右の青みのピンクの部屋で撮影した動画の方が、自分の姿が明らかにマシに見えたのです。
私、本当にブルベなんだなぁと、しみじみ実感しました。
逆に、イエローベースの人は左の部屋で撮影した方がより素敵に見えたりするのです。

パーソナルカラーの4つの指針~色相、明度、彩度、清濁

パーソナルカラー診断の指針

イエローベースかブルーベースかは(色相)、パーソナルカラーの基本となる大切な指針であることに変わりはありません。

近年、色相を含み以下の4つの指針で診断する傾向が強まっています。

  • 色相(赤、青、黄色、緑、、、等の色味のこと)
  • 明度(明るい色か暗めの色か)
  • 彩度(鮮やかな色かおとなし目な色か)
  • 清濁(クリアな色か、濁りのあるスモーキーな色か)

色の三属性~色相、明度、彩度

色相(しきそう)、明度(めいど)、彩度(さいど)は、色の三属性と呼ばれ、色彩の勉強における基本中の基本とされています。

色相

色相とは、赤なのか、青なのか、緑なのか、といういわゆる色味のことです。
ただ、例えば同じ赤にも、さまざまな赤があり、黄みがかったイエローベース、青みがかったブルーベースに分けられます。
この点がパーソナルカラー診断で重要視する一つの大きなポイントとなります。

明度と彩度

下の図は、色の明度や彩度が同じグループをまとめたトーン表と呼ばれるものです。

トーン表


この12個のサークルは、それぞれ異なる色相(赤、黄色、緑…等)を円形に並べています。
(色相環<しきそうかん>と呼びます)

一番右端の赤丸で囲んだ円形が混じり気の無い純色(Vividカラー)です。

左端の縦の列は、無彩色(白、グレー、黒)です。
(中間のグレーは、白と黒を混色する割合によって明暗が生じます ※上からライトグレー、ミディアムグレー、ダークグレー)

  • 純色(右端)から①(丸1番)の方向に向かって、徐々に白を混ぜていくと色は明るくなっていきます。
  • 純色(右端)から②(丸2番)の方向に向かって、黒を混ぜていくと色は暗くなっていきます。
  • 中間部分はグレーを混ぜていきます。(どのグレーを混ぜるかによって、左寄りの2段目と3段目の差が生じます)
横軸は彩度

右にあるグループほど彩度が高く、左に行くほど彩度は低くなります。

縦軸は明度

上にあるグループほど明度が高く、下に行くほど明度は低くなります。

ちょっとビックリ

トーン表の一番左上のpale(薄い)の円形と、左下のdark grayish(暗い灰み)の円形は、見た目の印象が随分異なりますが、低彩度という意味では共通していることになります。

明度と彩度

色の勉強開始当初、私は明度と彩度の違いがなかなか理解できませんでした。絵の具をイメージして、以下のように考えることで、徐々にすっきりしてきました

明度 →混ぜる無彩色の白黒の度合い 

純色の絵の具(Vividカラー)に混ぜる色が白なのか、黒なのか、グレーなのか。
クレーの中では白に近いグレーなのか黒に近いグレーなのか。
混ぜる色が白に近いほど明度が高くなり黒に近いほど明度は低くなる

 →混ぜる無彩色の分量の違い 

純色の絵の具(Vividカラー)に混ぜる無彩色の分量が、増えれば増えるほど彩度が低くなる。
混ぜる色(白、グレー、黒)は同じでも、混ぜる分量が少ないほど彩度は高くなる。
(混ぜる分量が多くなるほど本来のVividカラーの色味がおさえられる)

清色と濁色(清濁:せいだく)

パーソナルカラー診断におけるもう一つの大事な指針が、清濁です。
次に示すトーン表の黄緑で囲んだ部分濁色(白や黒でなくグレーを混ぜた色)です。
文字通り濁りのある色スモーキーカラーとも言えます。

右端の純色(Vividカラー)と濁色以外のグループは清色です。
①(丸1番)方向へのグループ(白を混ぜる)を明清色、②(丸2番)方向へのグループ(黒を混ぜる)を暗清色と呼びます。

4つの指針と4シーズンパーソナルカラー

パーソナルカラーの4つの指針を、4シーズンパーソナルカラーの分類に当てはめると、おおむね以下のようになります。

※彩度、明度、清濁については、厳密には分けれらず、大まかな傾向です

ブルーベース・イエローベース、どちらが似合うかだけでなく、明るい色・暗めの色どちらが得意か、鮮やかな色がいいか落ち着いた色がいいか、クリアな色とスモーキーな色ならどちらが合うか…等々、総合的に判断する必要があります。

人により、4つの指針のうちどの物差しが重要かについても違いが生じます。

例えば「とにかく鮮やかな色(高彩度)が得意、イエベかブルベかは気にしすぎなくていいですよ」という診断結果になることもあります。

まとめ

  • パーソナルカラーはその人をより魅力的に見せてくれる色のグループ
  • パーソナルカラーはフォーシーズンの分類が基本(春夏秋冬)
  • パーソナルカラーを診断する指針は色相(イエローベースかブルーベース)、彩度明度清濁


私自身、パーソナルカラーを知る前、気に入ったつもりで買った服がなんとなくしっくりせず、タンスの肥やしになってしまうことがよくありました。
パーソナルカラーを知ってからは、無駄な買い物がかなり少なくなりました

巷のサロンでのパーソナルカラー診断料は決してお安いものではないかもしれませんね。
でも、診断を受けるのは基本的には1回で大丈夫。繰り返し何度も受ける必要はないものです。
(パーソナルカラーは一生変わらないとは言い切れない側面もありますが)
診断結果を十分に生かすことができるなら、決してお高すぎることはないかもしれません!

パーソナルカラーを知ってそれらを身に付けることで、自分に自信を持て、前向きな気持ちになれることも大きな効果と感じています。

参考文献など

私は16タイプパーソナルカラー診断Ⓡラピスアカデミーで学びました


その他の参考文献

色彩について、こちらでも学んでいます

スキマ時間を有効活用できる【オンスク.JP】

※4シーズンカラーパレット、トーン表の画像をこちらのサイト(わかな様)からいただきました。ありがとうございます!


パーソナルカラー

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